君と・・・。
君は笑う
軽やかに
僕は笑う
君を見て
僕たちは、生きていた
ただ、此処で生きていた
こんな暗いところでも、
こんなに寂しくて冷たいところでも
僕たちは生きていた
君と僕とで、
何が違うのか
何も変わらないじゃないか
僕は君と出会い、変わった
今度は、君の番だよ
さぁ、行こう
此処から飛び出そう ―<
君のその笑顔が、
僕の心を軽くする
君は知らないだろうけど
そうやって、結局は
僕は君から目が離せない
君が大切だから
決意しても、決して君を忘れることは
出来なかった
君が今の僕を作ったのだから
僕の存在理由を、君が作ってくれたのだから・・・
だから、僕は、
僕は君に、
惹かれていく
僕たちは、
お互いが必要だったんだ
ただ、それだけのことだけど、
とても大切なこと
とても、重大なこと
それを知った時、嬉しかった
君と出会ったあの日のことを
僕は何時までも覚えていようと思う
ここから始まった物語は
終わりを知らない
何かが終わりかけても、
それは
違う何かの始まりに過ぎないから