今のその後の、その後。



結局自分は、弱い人間だったのだろうか。


もともと弱くて。それに気付いてなくて。
そして、
ぼろが出て落ち込んで。
そう考えると、色々と納得がいくんだけれど。



浮き沈みが激しい日々。
気が付けば、実習が終わって1ヶ月がたった。
未だに、傷つきやすくて、涙腺緩みっ放しで。
涙腺は、少しは収まったけれど、心は荒んだままで。むしろ、悪化していて。
暴言に・・・・、私が勝手に心を痛めているだけの言葉なんだけど。
その、悪意のないはずの言葉のかわし方が分からない。


その言葉に傷ついている自分が悪くて。
それが分かっているのに傷ついている自分が、被害者ぶってて好きになれない。
好きな自分じゃないと、応援できないって分かっているのに。


苦しくて。
何かが悲しくて。
些細な出来事に拗ねて、イライラして。
意味も無く拗ねて。誰かを困らせてるって分かってても、止められない。
周りも不快にしている。

いい迷惑だ。



沈んだ気分を言い訳にしているし。









ばれたくない。
弱い自分を見ないで欲しい。

けれど

誰かに気が付いて欲しくて。
誰かに、大丈夫? と心配されたくて。
守って欲しくて。
矛盾していて馬鹿みたいって思っているけれど。
とめられない。



立ち直れていないのか。
もともとこういうものだったのか。


打ち解けたから、と思って喜んだ言葉。
同じ言葉が今は凶器となって突き刺さる。
きついというか、グサグサ来る、言葉。
その真意が分からないと、恐怖でしかないのだろう。
心が通っていない環境、一方通行は、耐え難い。
教訓として、気をつけようとは思うけれど。
今の状態をどうすれば改善出来るのか、終わるのかが分からない。


分かっているのは、
逃げている自分。
言えば、馬鹿にされるような、言葉が、返ってきて。
責められているようで、自覚しているから、
でも。
その言い方が、とても怖くて。


もう、些細な言葉すら、耐える自信がなくて。


その影響からか。
他の、違う誰かの言葉も。
凶器となっている気もする。




「違うよ」

って言って欲しい場面で。
否定して欲しい場面で。
仕方ない。私だけが悪くないと言って欲しかった時に。

「そうだね」

って、返さないで欲しかった。
私だけが悪いと、原因だと。現況だと。
そうだとしても、そうだったと思うけど。
その言葉は、
ばれないように頑張ったけど、すごく痛くて、苦しかったんだよ?


言われて、否定してもらえると無意識に期待していたことが分かった。
人は、欲しい言葉を求めて相談相手を選ぶって本当だなって思った。実感した。
当てが外れて、傷ついて、本当馬鹿みたい。

弱い心は、どうしようもなく甘ったれで。頼りなくて。
救われたくて言った言葉が裏目に出ると、救いようがない。相乗効果の早さで暗闇へと落ちていく。




「合わなかった」
情緒不安定な中。
自分が悪いわけではなくて。ただ、合わなかったんだって思いたかった。
「そうなの?」
程度の肯定でよかったのに、それすらも求めてはいけなかったんだって、後悔した。

「貴女が乱していたんじゃないの?」

言われて、そうだよなって思って。
今自分が苦しいのは、ただ、自分が悪いだけなんだって思って。





誰も悪くないのに、傷つく自分がいるから、どうしていいかわからなくて。
どうして、悪気のない言葉に傷ついているのか分からなくて。
誰に救いを求めれば、望むような言葉が貰えるのか、分からなくて。
返ってきた言葉に、さらに追い詰められるような気がして。
・・違うかな。
弱い自分が嫌で。誰にも見せたくない。
でも、苦しいんだ。


誰も悪くない。悪いのは自分だけ。
諦めてしまえば。
そう思えば楽になるのに、悪くないって思いたい自分もいるから。
ぐるぐる回り続けるこの思いは行くアテもなく彷徨っていて。
諦めきれない自分もいて。さらに苦しめているんだって分かっていても。



出口が見つからなくて。
次へ進む道を探すよりも、終わらせる場所を求めている。
きっと先で後悔とすると分かっているのに、回避する努力が出来ないでいる。



せめて、関係ない人を巻き込みたくないから。



平成二十一年十一月十六日月曜日


 










an essay













このHPはタグ打ちっ